[Windows]VMware Player が重くてどうしようもないときの対策

VMware Player が重いときの対策
[1]Windows Updateの影響
仮想マシンのタスクマネージャーを起動して、アプリが何も動いていないのにCPU使用率が100%になっている場合
特に、毎月中旬ころ(毎月定例のUpdateの頃)にその現象が頻発する場合は、Windows Updateの影響の可能性が高いでしょう。
 基本的には、ひたすら我慢して待って、Windows Updateが終了するのを待つしかないですが、Windows Updateに何十時間もかかる場合もあります。なので、場合によっては、Windows Updateをしない設定にしてしまうという選択肢もありかも。

[2]仮想マシンのプロセッサコアの数を減らす
仮想マシンの設定の、プロセッサコアの数が2以上に設定されている場合は、設定を 1 にしてみましょう。
仮想マシンのプロセッサコア数が過剰で、ホストマシンに負荷がかかり過ぎている可能性があります。

[3]ホストマシンと、仮想マシンの物理ドライブを別にする
仮想マシンのドライブをホストマシンの起動ドライブとは、物理的に別のドライブ(当然ながらドライブが2台以上必要です)にすると改善されることがあります。

[4]使用しているディスクが暗号化されている場合は、暗号化を行っていないドライブを使用することにより、速度が改善されます。

[5]I/Oのデータ量を減少させる設定を行う(ただし十分なメモリがある場合のみ)
仮想マシンをパワーオフさせて、該当の仮想マシンの .vmxファイルを下記のように編集します

MemTrimRate = "0"
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
sched.mem.pshare.enable = "FALSE"
prefvmx.useRecommendedLockedMemSize = "TRUE"

それぞれの意味
MemTrimRate = "0"  物理メモリ解放を抑止します
mainMem.useNamedFile = "FALSE"  仮想マシンのメモリはファイルではなく実メモリを使う
sched.mem.pshare.enable = "FALSE"  ページ共有機能を無効化します
prefvmx.useRecommendedLockedMemSize = "TRUE"  メモリ使用量が変化してもメモリサイズを固定します。

上記はホストがWindowsの場合の設定です。
ホストがLinuxの場合は下記の設定を使用します。
MemTrimRate = "0"
mainmem.backing = "swap"
sched.mem.pshare.enable = "FALSE"
prefvmx.useRecommendedLockedMemSize = "TRUE"

追記 2017年5月16日 SSD化とVMwareの速度

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