Client URL Library 基本編(1)

Client URL Libraryは、PHP用のとても優れたライブラリーです。
ネットワーク上のやり取りをPHPの命令で簡単に実現することができます。たとえば、ブラウザ上で手動で実行していることをPHPで自動的にやってしまうことができるのです。
現在対応しているプロトコルは、http/https/ftp/gopher/telnet/dict/file/ldap と非常に豊富です。
HTTPS認証やHTTP POST、HTTP PUT、FTP アップロードにも対応しています。
HTTPS認証がPHPから簡単に行うことができるのでとても便利です。HTTPS認証でログインして、毎回決まった手続きを手動でしている場合、それをPHPで自動化することができます。

関数一覧

cURL 関数 •curl_init — cURL セッションを初期化する •curl_close — cURL セッションを閉じる •curl_exec — cURL セッションを実行する •curl_getinfo — 指定した伝送に関する情報を得る •curl_setopt — cURL 転送用オプションを設定する •curl_copy_handle — cURL ハンドルを、その設定も含めてコピーする •curl_errno — 直近のエラー番号を返す •curl_error — 現在のセッションに関する直近のエラー文字列を返す •curl_escape — 指定した文字列を URL エンコードする •curl_file_create — CURLFile オブジェクトを作る •curl_multi_add_handle — cURL マルチハンドルに、通常の cURL ハンドルを追加する •curl_multi_close — cURL ハンドルのセットを閉じる •curl_multi_exec — 現在の cURL ハンドルから、サブ接続を実行する •curl_multi_getcontent — CURLOPT_RETURNTRANSFER が設定されている場合に、cURL ハンドルの内容を返す •curl_multi_info_read — 現在の転送についての情報を表示する •curl_multi_init — 新規 cURL マルチハンドルを返す •curl_multi_remove_handle — cURL ハンドルのセットからマルチハンドルを削除する •curl_multi_select — curl_multi 接続のアクティビティを待つ •curl_multi_setopt — cURL マルチハンドル用のオプションを設定する •curl_multi_strerror — エラーの内容を表す文字列を返す •curl_pause — 接続の中断と再開をする •curl_reset — libcurl セッションハンドルのすべてのオプションをリセットする •curl_setopt_array — CURL 転送用の複数のオプションを設定する •curl_share_close — cURL 共有ハンドルを閉じる •curl_share_init — curl 共有ハンドルを初期化する •curl_share_setopt — cURL 共有ハンドルのオプションを設定する •curl_strerror — エラーコードの説明を返す •curl_unescape — URL エンコードされた文字列をデコードする •curl_version — cURL のバージョンを返す CURLFile クラス •CURLFile::__construct — CURLFile オブジェクトを作る •CURLFile::getFilename — ファイル名を取得する •CURLFile::getMimeType — MIME タイプを取得する •CURLFile::getPostFilename — POST 用のファイル名を取得する •CURLFile::setMimeType — MIME タイプを設定する •CURLFile::setPostFilename — POST 用のファイル名を設定する •CURLFile::__wakeup — アンシリアライズ用ハンドラ

簡単な使い方

<?php // www.google.co.jp を取得して表示する $ch=curl_init(); curl_setopt($ch,CURLOPT_URL,""); curl_exec($ch); curl_close($ch); ?>